構造柱の帯筋に継ぎ手部分を溶接した溶接閉鎖型帯筋を採用(一部除く)。あらかじめ工場で帯筋を溶接し、一体性をもたせて主筋を束ねます。また、コンクリートの水とセメント比を55%以下に設定することでコンクリートの中性化を抑制し、耐久性を高めました。
生コンクリートを練り合わせる際の水の量(単位水量)がコンクリートの品質と耐久性を左右します。本物件では単位水量を減らすことで、耐久性に優れたコンクリートを構造躯体に使用。クラックの発生を抑えることで鉄筋の劣化なども防ぎ、長期間安心して暮らせるマンションを提供しています。

綿密な地盤調査を行い、地下約34mのN値60以上の堅固な地盤に打ち込んだ16本のコンクリート杭で建物を支持する頑丈な基礎構造としています。これは比較的深いところに支持層がある場合に用いられる工法で、強固な支持地盤に杭を打設し、杭全体の摩擦抵抗力と先端の支持力によって建物を支え、耐震性の高い強度を確保します。

耐力壁内の鉄筋には格子状に編んだ鉄筋を二重に組み上げたダブル配筋を採用。シングル配筋に比べて壁厚・壁強度が増し、耐震性・耐久性を高めています。また、二重の鉄筋とコンクリートが一体化することで、ひび割れも起こりにくくなります。

窓や出入口といった開口部には、耐久性を高め、ひび割れを防止するため、隅角部に開口部補強を実施。壁厚の確保と合わせて、建物強度を高めています。(柱梁の直近にある開口部を除く)また、腰壁・垂れ壁・袖壁部分には必要に応じて耐震スリットを設け、地震の際の柱への負担を軽減しています。

ドア枠とドアとの間に約10mmのすき間を確保することで、戸先部や蝶番部、さらに上下にかかる力を吸収・緩和する構造となっています。地震の影響で万一ドアに歪みが生じても、一般の扉より開閉をスムーズに行え、避難路を確保します。

「静か」さの騒音レベルは40dB程度とされており、居室内もこのレベルにおさまることが理想です。本物件では防音サッシュと防音合わせガラスを使用することにより、遮音性に配慮しています。また、換気口も防音タイプを採用しています。


洋室、廊下、リビング・ダイニング、キッチン等のフローリングは、すべてLL-45等級を採用。さらに、約150mm〜約200mmのコンクリートスラブに約13mmの床仕上げ材と床下地調整材約22mm(一部除く)を加えた厚さを確保し、遮音性を実現しています。


住戸外壁は約150mm、戸境壁は約180mmと、それぞれの標準値を上回るコンクリートの厚さを確保することで、外部からの騒音や隣接する住戸から響く生活音を抑えています。また壁の厚みがあることで断熱効果も高められています。